【必携!】工場で役立つ便利グッズ11選まとめ

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工場設備の保全や設計には、
点検・測定作業により現物の状態を知ることが不可欠です。

こうした作業には様々な道具を持ち歩きますが、工場内をでは身軽さも重要です。

本記事では工場設備の点検・測定作業に役立ち、
持ち運びにも便利なグッズ
をまとめて紹介します。

私が実際に使ってみて便利だと思ったグッズですので、
どれも自信をもってオススメできます。

写真撮影

防塵・防水カメラ

工場設備の点検結果は記録に残す事が重要です。
写真は点検結果の証拠保管・情報共有に大変便利なので、
カメラは必須のグッズと言えます。

スマホで写真撮影もできますが、カメラを単体で使うことで

  • 片手で撮影し易い
  • フラッシュが明るい
  • 万が一紛失しても精神的ダメージが少ない

というメリットがあります。

工場内は水や粉塵が掛かる事もあるので、防塵・防水タイプのカメラがおすすめです。

以下の型式は私も愛用しています。
防塵・防水タイプな上、落としてもビクともせずとても頑丈です。
カメラとしての機能も全く問題なく、動画撮影もできます。

ライト・照明

懐中電灯(ハンディライト)

暗い箇所での作業には懐中電灯は必須グッズです。
ただし適当に選ぶと思ったより明るくない・遠くまで届かない事もあるので注意しましょう。

明るさは光源から放たれた光の束の量を示す
「ルーメン(LM)」という単位で表現されます。

一般的な懐中電灯は200LM程度、その倍の400LMあれば暗い室内全体を
しっかり見渡せる程度なので、工場で使う場合は400LMは欲しいところです。

また明るいだけでなく、照射角度を調整できるタイプを選ぶ事をお勧めします。
全体を広く照らしたい場合は照射角度を広げ、
一部を注目したい場合や遠くを照らしたい場合は照射角度を狭める、
という使い方がでるので便利です。

私は以下の型式を愛用しています。
オススメポイントは次の通りです。

  • 明るさ560LMもあり、抜群に明るい
  • 明るさは4段階に調整可能
  • 照射角度を調整可能
  • 落下耐久、防塵・防水機能付きなので現場作業向き

ぜひ工場に持っていきたい1本です。

ヘッドライト

懐中電灯(ハンディライト)では片手が塞がるので、
両手を使いたい場合はヘルメットにヘッドライトを取り付けます。

懐中電灯と同様に、明るくかつ照射角度が調整できるタイプがオススメです。

なおヘルメットへの取り付け方によっては
目線とライトの上下方向の角度が合わない事があるので、
ヘッド部(光源)を上下方向に可動できるものが便利です。

これらの機能を全て兼ね備えた優れものが以下の型式です。
バッテリーは充電でも電池でも、両方使えます。

レーザーポインター

現場で人と話しながら「あの配管が・・・」「あの柱から・・・」
と説明する際にレーザーポインターがあると大変便利です。

胸ポケットに入るくらいコンパクトなので、どこにでも持っていけます。

レーザーの色は赤色光よりも視認し易いと言われる「緑色光」がオススメです。

温度計

放射温度計

温度計の中でも「放射温度計」は対象物と非接触で測定できるので便利です。
物体の表面から発される赤外線の量を検出することで、温度を測定しています。

型式にもよりますが数m離れても測定可能なので、
手が届かない場所や、触ると危険な場所の測温に役立ちます。
ボタン一つで測定できる操作性の良さも便利なポイントです。

放射率の設定によって結果が変わるため、測定したい物の材質によって
事前に設定を変える必要がありますので忘れないようにしましょう。

以下の型式は防塵・防水タイプなので特にオススメです。

サーモグラフィーカメラ

色付きで温度分布まで分かるカメラタイプの温度計です。
放射温度計と同様に、対象物から発される赤外線を検出して温度を測定しています。

温度分布(サーモグラフィー)を写真として残す事ができ、
どこが高温なのか、何℃に達しているのかが一目で分かるので大変便利です。

以下の型式はポケットに入るコンパクトサイズで、
タッチパネル式なため直感的に操作できるのでオススメです。

サーモラベル

通常の温度計は「測温したその瞬間」の温度しか分かりませんが、
サーモラベルは「測温期間中の最高温度」を知る事ができる便利グッズです。

設定温度に達すると変色する「示温度エレメント」のついたシールを、
測温したい物の表面に貼り付けて使用します。

示温度エレメントはサーモラベル1枚に対して複数個が並んでついており、
それぞれ5~10℃刻み程度で設定温度が異なるように作られています。

示温エレメントは一度変色したら元に戻らないので、
設定温度何℃までの示温度エレメントが変色しているかによって、
貼り付けていた期間にサーモラベルが何℃まで達していたかが分かります。

シールを貼り付けるだけのお手軽さと、値段の安さがオススメのポイントです。

寸法測定

コンベックス(巻尺)

コンベックスは寸法測定のため持ち歩く人が多いです。

選ぶなら、尺の先端に磁石が付いているタイプがオススメです。
長い距離を測定する際に先端がぶれずに手早く測れます。

また、目の前の鋼材や配管がSS製かSUS製かハッキリしないとき、
磁石を当てれれば判別できるのも地味に便利なポイントです。
(通常の使い方ではありませんが)

安全帯や腰ベルトに装着しておくためのホルダーもあると便利です。

レーザー距離計

レーザー距離計を使えば数cm~数10mの距離をボタン一つで測定できるので大変便利です。

対象物に当てたレーザーの反射光により距離を測定しており、
装置本体の長さを補正した測定結果を出す事が可能です。

例えば、底面を地面に当てた状態で天井にレーザーを当てた時、
レーザー光の長さ+装置本体の長さを合計した「底面~天井までの距離」
を画面に表示できます。

ポケットにも入るので、ぜひ持ち歩きたい便利グッズです。
工場で使う際は以下のような防塵・防水タイプがオススメです。

短い直尺(胸ポケットに)

150mm程度の短い直尺を常に持ち歩くと便利です。

寸法測定や直線を引く際に使えるのはもちろん、
「3mm厚の板だと薄過ぎるかも?」「Φ50穴ってどの程度の大きさだろう?」
等と考えた時に、直尺をサッと取り出すとイメージが湧きやすいです。

現場、事務所問わず様々な場面で活躍する上、値段も数100円程度なので
胸ポケットに1本忍ばせておくことをオススメします。

その他便利グッズ

メガネのくもり止め

メガネは保護具として必須の場合が多く、
このご時世ではマスクもなかなか外せません。

そんな中、冬場にマスク&メガネ着用して外に出ると、
吐息でメガネがくもって前が見えなくなりますよね。

対策として、メガネのくもり止めを塗っておくとかなりストレスが軽減します。

私は以下の型式を使っていますが、
メガネを拭く際に1滴塗り込むだけで、くもりをしっかり止めてくれます。
値段も安いのでオススメです。

まとめ

工場で役立つ便利グッズを紹介しました。

どれも私が実際に使って便利だと思った物なので、
自信を持ってオススメできます。

  • 防塵・防水カメラ
  • 懐中電灯(ハンディライト)
  • ヘッドライト
  • レーザーポインター
  • 放射温度計
  • サーモグラフィーカメラ
  • サーモラベル
  • コンベックス(巻尺)
  • レーザー距離計
  • 短い直尺(胸ポケットに)
  • メガネのくもり止め

今回紹介した便利グッズが皆様のお役に立てば幸いです。

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