「人生の糧になる本を読みたいけれど、何から読めば良いか分からない」
という人のために、おすすめの自己啓発本を紹介します。
今回は「仕事術」に関する内容が書かれた自己啓発本を紹介します。
どれも私が実際に読んで良いと思った本です。
仕事の基礎は身に付き、さらにもう1段ステップアップしたい
若手社会人の方におすすめです。
自己啓発本①「人を動かす」

概要
相手を味方につけ「自分の思った通りに行動してもらう」ための
方法・考え方をまとめた本です。
1936年に初版発行されてから今でも読み継がれており、
自己啓発本の原点とも言われる歴史的な名著です。
時代に応じて改良を重ねているため、古臭く感じる事はなく、
現代の人にも読みやすい内容となっています。
具体的なエピソードを交えながら、
「人を動かす3原則」「人に好かれる6原則」「人を説得する12原則」「人を変える9原則」
の計30個の原則を解説しています。
円滑な人間関係・コミュニケーションの本質を教えてくれる1冊です。
刺さった言葉・内容
- 率直で、誠実な評価を与えよう。
与えた本人が忘れても、受けた相手はいつまでも忘れずに慈しむだろう。 - 相手の関心ごとを見極め、心の中に強い欲求を起こさせれば、
自然と人は動くようになる。 - 議論に勝つ唯一の方法は、議論を避けることである。
- 「自分は決して完全ではなく失敗も多いが」と謙虚な態度で前置きしてから
人の間違いを注意してやると、相手はそれほど不愉快な思いをしないものだ。
こんな人におすすめ
- 多くの人に仕事を頼む立場にある人
- 他人に好かれ、協力を得やすい関係を築く原則を知りたい人
- 仕事・プライベート問わず、円滑にコミュニケーションをとるコツを知りたい人
気になった方はこちらからどうぞ↓
自己啓発本②「伝え方が9割」

概要
大量の言葉・コピーを見続け、研究してきたコピーライター(著者)が、
他人の「ノー」を「イエス」に変える「上手い伝え方」のノウハウをまとめた本です。
伝え方には技術があり、共通のルールがあることを解説しています。
仕事において相手の「イエス」をいかに効率よく引き出せるかは非常に重要です。
好まれる言い回し、メールの書き方まで、すぐに実践できる方法が詰まっています。
刺さった言葉・内容
- 自分の要求をそのままコトバにしてはいけない。
相手の頭の中を想像し、相手のメリットと一致するお願いを作る事が重要。 - 例えば「芝生に入らないで」というより
「芝生に入ると、農薬のに臭いがつきます」という方が効果的。 - 心を動かす言葉には法則があり、法則に則って作ることができる。
こんな人におすすめ
- 仕事で頼み事をしても断られることが多い人
- 他人の「イエス」を引き出す、上手い伝え方を知りたい人
- 相手に刺さるコトバの選び方を知りたい人
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自己啓発本③「エッセンシャル思考」

概要
「最小の時間で成果を最大にする」をテーマとして、
大多数の不必要な仕事を切り捨て、本当に重要な仕事に集中する方法を書いた本です。
人に言われるがまま仕事を引き受けるのではなく、 本当に重要な事を見極め、
やることを計画的に減らす「捨てる技術」について詳しく解説されています。
個人的に、仕事を上手く断る8つの方法、というパートが面白かったです。
「より少なく、しかしより良く」というエッセンシャル思考法が身に付けば、
質の高い仕事をこなす事で日々の充実感を得ることができます。
刺さった言葉・内容
- 何かを選ぶことは、他の何かを捨てること。
この現実を受け入れられない人は、中途半端に片足ずつ突っ込んで、
あれもこれも失う事になる。 - すでにお金や時間を支払ってしまった物も、辞める勇気が必要。
「もしまだ1円も払っていないとしたら、今からでも投資するだろうか?」
と考えてみよう。 - 不必要かもしれない、と思う事を、試しにやめてみるか、簡素化してみよう。
しばらく様子を見て、特に困らないようならやめた方がいい。
こんな人におすすめ
- 仕事を断るのが苦手で何でも引き受けてしまう人
- 仕事の量が多すぎてパンク気味な人
- 本当に大事な仕事を見極め、最大の成果を得たい人
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自己啓発本④「ゼロ秒思考」

概要
東大卒→スタンフォードへ留学→マッキンゼー入社 →ベンチャー創業という
エリート中のエリートである著者が、長年の試行錯誤を経てたどり着いた
「瞬時に課題を解決し、瞬時に意思決定する方法」がまとめられています。
簡単に言うと、その方法とは思考の「質」と「スピード」を上げる訓練として、
毎日「A4用紙1枚に1分でメモ書きする」ことです。
その具体的な方法と効果について書かれています。
このメモ書きを実践すれば、仕事の生産性が上がるだけでなく、
自分の心中を言葉にして書き出す事で不安が解消され、ポジティブになります。
刺さった言葉・内容
- 時間をかければ考えが深まるとは限らない。
- 迷う時は、ああでもない、こうでもない、と課題の入口で思い悩み、
深く考えるどころか一歩も前に進まない。 - 思考は言葉によってなされている。
イメージや感覚を言葉にすることに慣れると、表現がスムーズになり、
コミュニケーションも相手に伝わり易くなる。
こんな人におすすめ
- 悩む時間を減らして意思決定のスピードを上げたい人
- 漠然とした不安によるストレスから解放されたい人
- 著者のようなエリートが、普段どのように考え、意思決定しているのか知りたい人
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まとめ
「仕事術」に関する内容が書かれた、おすすめの自己啓発本を紹介しました。
- 人を動かす
- 伝え方が9割
- エッセンシャル思考
- ゼロ秒思考
どれも私が実際に読んで良いと思った本ですので、自信を持っておすすめできます。
別ジャンルの自己啓発本も今後紹介していきます。
皆様の書籍選びの参考になれば幸いです。