「人生の糧になる本を読みたいけれど、何から読めば良いか分からない」
という人のために、おすすめの自己啓発本を紹介します。
今回は「生き方・考え方」に関する内容が書かれた自己啓発本を紹介します。
どれも私が実際に読んで良いと思った本ですので、自信を持っておすすめできます。
自己啓発本①「嫌われる勇気」
概要
オーストリアの精神科医・アドラーが提唱した「アドラー心理学」を基にし、
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いについて
分かり易く解説した本です。
哲学者と青年の対話形式で書かれているので内容が重く感じる事はなく、
サクサク読むことができます。
触れてほしくない心の核心をグサッと突かれる言葉が多く、読んでいて痛快です。
刺さった言葉・内容
- なぜあなたは自分が嫌いなのか?
それはあなたが他者から嫌われ、対人関係の中で傷つく事を過剰に恐れているから。 - 自由とは、他者から嫌われることである。
- 「わたしのことを嫌うかどうか」は他者の課題。
わたしをよく思わない人がいたとしても、そこに介入することはできない。 - 人生とは、連続する刹那で構成されている。
われわれは「いま、ここ」にしか生きることができない。
こんな人におすすめ
- 人間関係の悩みから解放されたい人
- 他人の目を気にせず、幸せに生きる方法を知りたい人
- 自分の中の固定観念・常識が論破されいく痛快さを味わいたい人
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自己啓発本②「反応しない練習」
概要
僧侶の方が書いた本で、ブッダの教えを基に
いっさいの悩み・苦しみから解放される合理的な「考え方」を解説しています。
一言でいうと「ムダな反応をしないこと」です。
ムダな反応をやめて、心をリラックスさせる方法論が書かれています。
SNSなどで情報が溢れかえる中、お疲れ気味な方に読んで頂きたい1冊です。
刺さった言葉・内容
- 反応しないことが最高の勝利である。
- しなくていい判断は、しない方がいい。
- 「過去を引きずる」というのは、仏教的には「記憶に反応している」状態。
- 怒りが消えないのは、過去を思い出して「記憶」に反応しているから。
「心のクセ」「心のビョーキ」と割り切り、出てくるたびに「気づく」事が大切。
こんな人におすすめ
- 過去のつらい経験・トラウマに今でも悩まされている人
- 職場やプライベートでの人間関係に疲れている人
- 職場でのイライラを家に持ち込みがちな人
- 感情の起伏を落ち着かせ、リラックスしたい人
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自己啓発本③「20代にしておきたい17のこと」
概要
後悔の無い人生をおくるため「20代のうちにしておくべきこと」を17個紹介してくれる本です。
成長する意欲はあるのに空回り気味で、進路に迷い、人生に迷うのは誰もが経験することです。
こうした人に向け、人生の指針を与えてくれます。
刺さった言葉・内容
20代のうちにしておくべきことの一部です。
- 人生最大の失敗をすること
- 何でも良いから「専門分野」を持つこと
- 順番待ちをしてでも、死ぬほどの恋愛をすること
- 読書をすること
こんな人におすすめ
- 今後のキャリア・進路に悩む20代の人
- 老いてから後悔しない生き方を知りたい人
- 将来のために何か行動したいけど、何をすれば良いか分からない人
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自己啓発本④「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」
概要
世界が抱える貧困、人口、教育、エネルギーなどの問題に対して、
人々が「とんでもない勘違い」をしている事を解き明かした本です。
テレビやネットでは「世の中はどんどん悪くなっている」かのような
情報ばかりが飛び交っていますが、実際はそんな事はなく、
むしろ世界はどんどん良くなっている事を客観的データを基に解説しています。
世界を巻き込む勘違いを引き起こしている「人の本能」を理解し、
事実を基に世界を正しく見る方法を教えてくれます。
刺さった言葉・内容
- ネガティブなニュースの方が、圧倒的に耳に入りやすく、広まりやすい。
そのせいで「世界はどんどん悪くなっている」という思い込みが起こる。 - メディアや人の本能の影響で、私たちには恐ろしい情報ばかり届いている。
- 人はどんなグラフも直線的に捉えてしまうため、人口は今後もひたすら
増加すると思い込む。世界の構造上、実際はいずれ横這いになる。 - ゆっくりとした変化には気付きにくい。そのせいで
「すべてはあらかじめ宿命的に決まっている」という思い込みが起こる。
こんな人におすすめ
- メディアからの情報に流されずに、世界の動きを正しく見たい人
- 間違った思い込み・勘違いを引き起こす「人の本能」を知りたい人
- 「実は世界はどんどん良くなっている」事を理解し、
ネガティブなニュースによるストレスを減らしたい人
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自己啓発本⑤「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」
概要
「人生100年時代の生き方」というテーマで、
キャリアの形成方法・家族との付き合い方を教えてくれる本です。
人の一生は長らく「教育→仕事→引退」という3ステージの構造が当たり前とされていました。
ただし、世の中の変化が加速し、就労年数も伸びる今後の人生では、
何10年も1つの仕事で食べていける保証はありません。
今後は「教育→仕事→引退」の3ステージの間に「再教育→別の職種」あるいは
「一時引退→フリーランス」などの期間が組み込まれ、
人生のステージが複雑化(マルチステージ化)するとされています。
人生100年時代を戦略的に、かつ幸福に生きるための方法が詳しく解説されています。
刺さった言葉・内容
- これから訪れようとしているのは、スキルの価値が瞬く間に変わる時代。
そういう時代には、手持ちのスキルでよしとせず、
新しいスキルの取得に力を注がなくてはならない。 - 人工知能が発達すると、人に求められるスキルが変わってくる。
情報を取り出すスキルではなく、高度な直感的判断、対人関係、
チームのモチベーション向上、意思決定に関わるスキルが重要となる。 - 学校教育は次第に、あらゆることの土台になる分析能力や
思考の原則を築く場になっていく。
こんな人におすすめ
- 仕事、教育、結婚、子育てなどあらゆる視点で、
人生100年時代をどう過ごせばよいか知りたい人 - 長寿命化により社会がどう変化するか勉強したい人
- 今の仕事で今後何10年も食べていけるのか、心配な人
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まとめ
「生き方・考え方」に関する内容が書かれた、おすすめの自己啓発本を紹介しました。
- 嫌われる勇気
- 反応しない練習
- 20代にしておきたい17のこと
- FACTFULNESS(ファクトフルネス)
- LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略
どれも私が実際に読んで良いと思った本ですので、自信を持っておすすめできます。
別ジャンルの自己啓発本も今後紹介していきます。
皆様の書籍選びの参考になれば幸いです。