【協力を引き出す!】仕事の上手な頼み方6選

スポンサーリンク

仕事では周囲の人に対して、毎日のように頼み事をすると思います。
この時いかに断られず、相手の協力を引き出せるか?が
仕事の質やスピードを左右します。

私自身、プラント建設のプロジェクトリーダーとして、
プロジェクトメンバーに多くの頼み事をする立場です。

これまで色々なやり方で仕事を頼んできましたが、
その中でも上手く相手の協力を引き出せた頼み方を、
6つ厳選して解説していきます。

協力を引き出す仕事の頼み方6選

仕事の目的を伝える

相手のモチベーションを保つために、仕事を頼む目的を必ず伝えます。
「何のために仕事を頼むのか、何故今なのか」をしっかり説明して、
納得の上で仕事をしてもらいましょう。

どんな人も自分の仕事が何の役に立つか、知りたいものです。
例えば「来週の会議で〇〇について説明する予定だから、説明を裏付けるデータとして××を調べてもらえませんか」といった具合です。

目的を伝える事で、仕事のアウトプットのイメージも浮かび易いので、
出てきた成果物が「頼んだイメージと何か違う」という事態も防げます。

何故あなたに頼むのかを伝える

人は頼られると断り難い生き物です。
自尊心も満たされて悪い気はしません。

「○○に一番詳しいあなたにお願いしたいんです」という感じで頼むと、
期待に応えようと思ってくれるので協力を得られやすいです。

相手の関心事を考える

相手がどういう部署・立場の人間か、何が起こるとその人は嬉しいのか、
を考えて目的の伝え方を工夫します。

相手にとってもメリットがある仕事である事を説明すると、
協力を得られやすいです。

例えば、
相手が設計の場合:
「こんな形状にすれば強度計算が楽になるはずだから、
試しに図面を書いてもらえませんか」
相手が製造の場合:
「現場の負荷を軽減するためにこんな設備改造を考えているから、
現場のデータを取ってもらえませんか」
という言い方です。

普段から相手の仕事をよく観察し、関心事が何かを見抜いておきましょう。

スポンサーリンク

心の準備期間を与える

大きな頼み事をする時、何の前触れもなく突然頼むと相手が面食らいます。
「いきなり何だよ・・・」と抵抗感が生まれ協力を得られ難くなるので
注意が必要です。

大きな頼み事をする際には心の準備期間を与えるために、
先に口頭で軽く頭出ししておいて、後日打ち合わせで詳細を説明する、
というやり方がオススメです。

「○○について依頼したいと思っています。詳細は後日説明するので、またご都合が良いときに伺います」と言うと、抵抗なく聞き入れてもらい易くなります。

相手の都合も考えて期限を交渉する

頼んだ仕事の期限を決める時、頼む側の希望期限を言う事も大切ですが、
当然相手にも都合があります。

相手の都合を無視して仕事を頼み続けると、
最初は良くても次第に関係が悪化していき仕事がやりづらくなります。

期限を決める際は先に希望期限を伝えてから、
相手と交渉に入りましょう。

「希望としては○○期限でお願いしたいのですが、ご都合はどうですか?」
のように交渉の余地を残しておくと良いです。

普段から良好な関係を築いておく

これまで仕事を「どう頼むか」のコツを5つ紹介してきましたが、
これと同じくらい「誰が頼むか」が重要です。
人は意識せずとも相手によって態度が変わるものだからです。

仲の良い同僚Aさんと、あまり関わりの無い同僚Bさんの二人から
同じように仕事を頼まれたとして、どちらに協力したいか?
は考えるまでもありませんね。

仕事を頼み易いように、周囲の人とは普段から良好な関係を築いておきましょう。
雑談も交えて積極的に会話する、メールに冗談の1つでも添えておく、
等々の積み重ねが効いてきます。

スポンサーリンク

まとめ

相手の協力を引き出すための上手な仕事の頼み方を6つ紹介しました。
共通して言えるのは、「相手の気持ちを考えた頼み方である」という事です。

どれだけ頭で考えようと、結局人は感情で動きます。
感情的な抵抗なく気持ちよく引き受けてもらえるか、を常に考えることが重要です。

スムーズに仕事を進められるよう、頼み上手な人を目指しましょう。

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!